リアルは想像を越えて②。
『 僕、始発に乗るから
明日香さんは寝てていいよ。』
彼はそう言っていたけれど
部屋を出る前に、
『明日香さん、行ってくるね!』
と声をかけてくれました。
そこから二度寝をして
目を覚ますと、
昨夜一緒に食べた
スイーツや飲み物、
お部屋も綺麗に片付けられていて‥
朝ごはんを食べながら
一人寂しさを、
味わう事になりました。
☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:*☆
実は、今回の ”お忍び ”前日。
キャンセルされた
次のデートに対して、
『 明日香さん、
もう一泊 出来ないかな? 』
彼は代替案をくれました。
わたしは予定を調整して、
慌てて荷物を詰め直しました。
仕事を終えて
駅に着いた時点で
彼からの連絡を確認。
もう一泊、彼が予約してくれた
別のホテルは
地下鉄で最寄りの駅まで移動、
そこからまた
一人でチェックイン・・。
昨日も慣れない土地で
ホテルまでの道のりで迷ったのに、
今日は苦手な地下鉄??
ただ抱き合って過ごした夜。
朝のリアルな寂しさ。
慣れない土地での不安。
いろんなものが重なり、
気分が上がらない‥
疲れたな。。
もう帰りたい。
あれ? わたしって、
彼の事好きじゃなくなった?
そんな事を考えながら
とぼとぼ、キャリーバッグを引き
着いたと思われるホテルを見上げる。。
『 おそらく景色がいいと思われます。』
そんな彼の言葉を
思い出しました。
お部屋のキーを受け取り、
エレベーターで最上階のお部屋へ。
ドアを開けると‥
素晴らしい夜景が
目の前に 飛び込んできました。
続きます‥。
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