『 お友達 』という選択。
不適切な内容が続きます。
不快に感じる方は
回避下さい。
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『 今のようには
もう会えないかもしれない。
だけど、半年に一度でいい、
1年に一度でもいい。
生きてて繋がっていれば
また会えるかもしれない。
わたしはずっと繋がっていたい。
。。お別れしなきゃダメなの?? 』
わたしは、初めて
彼に気持ちをぶつけた。
彼はぎゅーって
わたしを抱き締めて
『 僕も明日香さんと
おんなじ気持ちだよ 』
そう言ってくれた。
違う、そうじゃない。
″ おんなじ ″ じゃなくて
彼の気持ちが知りたい。
そう伝えると
『 僕は、末永く良い友達で
いられたらって思った。
だって明日香さん、モテるじゃん。
会えない僕が束縛なんて出来ないよ』
『 わたしは○○さんだから、
こんな関係になってるけど、
○○さんじゃないなら
そんなのいらないの!
○○さんこそ、
異動先で新しい彼女作っちゃう気?』
彼が 急に笑い出した。
『 僕、もういい歳なんだよ。
その内おじいちゃんだよ。
明日香さんぐらいなんだから、
そんな事 言ってくれるの、笑』
『 おじいちゃんになっても
わたしは、ずーっと繋がってたい 』
お互いの頭をくっつけて
手を繋いで
たくさんの言葉を交わし
言葉がなくなったら
裸で抱き締め合って
何度もキスをした。
2年半..
ケンカをした事がなければ
お互いの心を
さらけ出す事もなく。
オブラートに包んだ恋愛でした。
だから、
簡単に壊れてしまうかもしれない。
そう思っていた。
何でも言い合える関係じゃない。
でも彼は、
友達でもいいから
わたしと繋がっていたい
そう言ってくれた。
その真意は後から
聞くことになる。
末永く良い ″恋人″とも思ったけど、
恋はともすれば
″ エゴ ″や″ 独占欲 ″になりがちで、
僕は明日香さんに対して
そうなってしまうのが嫌だった。
だから、敢えて″ 友達 ″。
繋がっている為に ″お友達″。
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