出掛ける準備をして

出発したのは15時。

彼はどこの温泉を選んだか、

事前に教えてくれていましたが

お宿は秘密。

車で1時間ほど移動して

着いたのは、

歴史ある温泉街の中でも

重厚な老舗旅館でした。

豊かな和風情緒、

細やかなおもてなし。

ゆったりとした館内で

お部屋も広い。

窓からは

山並みを見晴らす絶景が

広がっていました。

お部屋でその景色を堪能しようと

コートを脱ごうとするわたしに

『 このまま、日が暮れる前に

     温泉街を散策しよう！ 』

彼に手を引かれて

温泉情緒を楽しみながら食べ歩き🎵。

お土産店に立ち寄り

レトロな小物を見る。

凄く楽しい o(≧▽≦)o。

あっと言う間に時間は流れ、

日が暮れ出して‥

ライトアップされた温泉街の

古き良き風情を味わいながら

手を繋いで石段を上る。

ふと振り返ると

美しい夕暮れ時の山並みも

とても綺麗でした。

彼の提案で

少し足を延ばして

紅葉狩りも楽しみましたが

こちらは人気が高く大混雑。

見頃は少し

過ぎているのかな？でしたが

今年も秋という季節を

彼と共有することが出来ました。

☆*:.｡..｡.:☆*:.｡..｡.:☆*:.｡..｡.:☆*:.｡..｡.:*☆

ホテルに戻り、

夕食の時間までどうする？

『 温泉に行こう！』

館内が広すぎて

わたしは1人で行動出来ない為

常に一緒。

ちょうど夕食の時間だったから？

女湯はまさかの貸し切り。

彼に聞くと

男湯も貸し切りだったそうです！

贅沢にも名湯を独り占めでした。

温泉でスッキリした後は

彼が予約してくれていた

お鮨屋さんへ。

彼とお寿司を食べるのは

今回が初めてです。

店構えは、普通の

” 町のお鮨屋さん ”でしたが‥

わたしが頼んだ、だし巻きたまご。

絶妙な甘さ、美味しさに驚き！

次に出て来たのは、

彼が頼んでくれた特上にぎり。

見た目が凄い〜。そして、

赤酢を使用した

こだわりのシャリ。

厳選されたネタとこのシャリの

バランスが素晴らしくて、感動〜！！

どのネタも” 新鮮さ ”というウリ以外に、

ひと工夫されている、

どれも手間をかけている、そんな印象。

一口食べては

彼と目線を合わせて、

美味しさを共有。

おまけのように

出てきたあら汁は、

彼が大将とお喋りしている間に

その香りとお味に、また1人で感動。

人生初の赤シャリでした、

記憶に残るお鮨屋さん。

こんなところで

出会ってしまいました。

続きます‥

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