ミッション① 夜行バス。
ピンポーン🎵
土曜日の朝 5:45
チャイムを鳴らす。
玄関のドアが静かに開き、
申し訳なさそうな顔をして
『もぅ〜、今から
迎えに行くところだったのに。』
部屋着のままの緩い彼。
いいの、いいの。
予定より早く着いたから。
10時間かけて会いに来た。
やっと会えた。
『 来てくれて、ありがとう。 』
そう言って彼は、
強くわたしを抱きしめてくれた。
☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:☆*:.。..。.:*☆
今回のデートは、
ミッションが2つありました。
まず1つ目は‥
夜行バスに乗って
彼に会いに行くこと。
いまの距離になって1年。
彼がどんな風に、
会いに来てくれているのか
知りたかった。
新幹線だと片道5時間。
だけど始発に乗っても
到着は10時なんです。
夜行バスは時間は倍かかるけれど、
新幹線より4時間も早く
到着します。
しかも、彼のお家の前に!
電車の遅延や
バス乗り場の勘違いにより、
直前に彼が
的確に指示をしてくれたけど
ハラハラドキドキ!
綱渡りの初夜行バス。
興奮も影響して。。
一睡も出来ず (|||_|||)。
『 明日香さんにはお薦め出来ない。』
彼がそう言う理由が、
何となく分かりました。
こんな風に
会いに来てくれているんだ。。
嬉しい気持ちと
彼に無理をさせているんじゃないか、
という複雑な気持ち。
彼が会いに来てくれる日は、
わがままや
無理は言わない。
体調の確認をして、これからは
当日の日程の変更も考えるように
しようと思います。
わたしに、会いたくて
来てくれているんだよね?
その気持ちを大切にします。
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